オフェンスファンダメンタル④(ドリブルの基礎基本)

ファンダメンタルシリーズの④ドリブル編

オフェンスファンダメンタル①(指先・足元)
オフェンスファンダメンタル②(シュート編)
オフェンスファンダメンタル③(パス編)

この記事では、オフェンスの3大要素である「シュート」「パス」「ドリブル」の『ドリブル』についてスポットを当て考察していきます。

U12バスケ(ミニバス)におけるドリブルは大人のバスケと違いがあるのか?何を求めていけばいいのかを考察、深めていきます。

読んで、自らのドリブルスキル・ドリブル指導などの参考になると幸いです。

ドリブルと他のオフェンス要素との関係性は?

オフェンスの3つの要素

①シュート②パス③ドリブル

この3つの要素の中で、バスケットボールは点を取るスポーツですから

〇良いシュート > ドリブル

〇より良い状態の仲間へのパス > ドリブル

上記はドリブルより優先される事項になります。

ドリブルを練習する意味

シュートとパスが優先される中、ドリブルを練習する意味はなんでしょうか?

良いドリブルの技術は、ボールを持っているプレイヤーが良いシュートと良いパスが出来ない状態の時に自分とチームを助けてくれます。

また、ミニバスではよくあるパスを守らないディフェンスやべた引きのディフェンスに対しては、ディフェンスを崩してより良いシュートセレクションを作る(シュートクリエイトできる)事ができる大切な技術になります。

ただ、ドリブルの技術を習得するにはとても長い時間がかかる技術です。

毎日コツコツ練習して実戦で使えるようにしていきましょう!

ドリブルの技術のポイントは「パワーとスピード」だ!

ドリブルを練習する時にポイントになるのは「パワー」と「スピード」になります。

この2つのポイントで相手のディフェンスよりも有利になるとディフェンスが崩れて良いシュートセレクションを作ることができる要因になります。

パワーとスピードの出る練習を行いましょう!(YOUTUBEなどにもいろいろな良いドリブルスキル練習は載っています)

パワーとスピードを担保する技術「受け入れ」の技術

ドリブルは色々な技術で構成されています。

大きなポイントで言えば

①突き出しの技術・・・ボールを指先から離すところを「突き出し」と呼びます

②受け入れの技術・・・床から帰ってきたボールを指先に入れるところを「受け入れ」と呼びます

「突き出し」よりも時間がかかる「受け入れ」の技術

パワーとスピードに意識して練習をすると当然ボールを強くつくわけですので、ボールは床に強く当たり跳ね返ってきます。

このボールを膝の高さもしくは高くても腰の高さで受け入れる技術が無いと困る場面がとても多くなります(その後、手の中でコントロールしてどこで突き出すかはまた別問題)

受け入れの技術が付くと

①自分の好きなタイミングで

②早く

③失敗なく

強いドリブルを扱う事ができます。受け入れの技術を体得しましょう!

<悪いドリブル>と<良いドリブル>

悪いドリブルとは?

悪いドリブルを一言でいうと

・弱く

・高く

・安定しない

ドリブルのことです。

ドリブルが弱く・安定しなくなる理由
理由①

ドリブルの受け入れ力が弱いため、強くつくとミスになってしまう。選手はミスを嫌いますから自然と弱くついてしまいます

理由②

ドリブルしている手の肘が安定していないという理由でボールが安定しません。肘の位置が安定しないとボールが足の前に出てきてボールをけりそうになりスピードを落とす原因にもなります。(これは、特にU12、小学生の低学年の時は起こりやすいミニバス特有の不安定さとなります)

解決策→ドリブルしている手の親指を前に残りの4本の指を横向きにするように意識します。肘の位置を安定させようという練習をすると肘がお腹のよこのあたりで安定します。

練習はするけど実戦で役に立たない

これって結構ありますよね。特に個人練習とかスクールではドリブル練習が多くなります。練習する事はとても良い事ですが、ゲームでは使う事が無い使えないドリブル練習を多くするよりも使えるドリブルを練習して残りの時間はシュート練習に充てた方が効率的です。

実戦で役に立たない理由

実戦で練習が役に立たない理由はドリブル特有の特色にあります。

ドリブル練習は1人で出来る。

もしくは

1ON1で練習することが多い。

特色があります。

しかし、実際のゲームでは1ON1になっていない場面が多いですし、相手によってはパスを守らないので、1ON5になっている事も多々あるのです。ですので、この場合に一人で練習しているときのようにドリブルでアタックしても良い結果は得られないわけです。(ドリブルアタックする意味も変わってきますよね)

実戦では、

一線は当然として、二線・三線のディフェンスを捉える

事が大切になります。

また、仕掛けた後や一線が切れた後の状態が想定できている必要もあります(3パターンくらい想定できると良いし、残りの味方とのドライブに対する動きの約束も必要となります)

ディフェンスの捉え方はドリブルしててもしていなくても胸を立ててビジョンを取り続けていなくてOKです。頭の重さなどを利用してスピードを上げたりパワーを付けても良いでしょう。間接視野で全体を見ておきましょう。

NBAなどもビジョンを取り続けているようには見てません。

良いドリブルとは?

良いドリブルはなんと言ってもディフェンスを崩すことが出来るドリブルになります。

ディフェンスを崩すというのは、

①相手1人を崩すドリブル

②相手のディフェンス全体を崩すドリブル

という見方ができます。

どうやって相手を<崩す>ドリブルをマスターする??

色々なドリブルを皆さん練習されると思いますが、ドリブルの基本としては

ディフェンスが一番いやなタイミングで一番いやな場所(そこに付かれると守れない)へボールを作ってことになります。

ですので、ハンドリング力の強化が必要なのは言うまでもありません。

崩すドリブル<ポイント1>攻め足

こちらの攻め足にディフェンスを反応させます。

そして、ディフェンスの足が反応する瞬間に逆の空間(スペース)にボールを落とすというやり方です。これは、クロスオーバーでもインサイドアウトでもどのドリブルでも使うことが出来て基本の基本ですね。攻め足を鍛える事と反応を感じて瞬間変化することが大切です。

崩すドリブル<ポイント2>リズムブレイク

崩すドリブルのポイント2つ目はちょっと難しいです。

足でディフェンスの横を切るという切り方でなく、空間を先に取るという切り方になります。

リズムを変えるというやり方です。

通常だと、ボールをポケットに入れた瞬間のボールとディフェンスの胸の状態でどっちに仕掛けるかを考えますが、このポケットにボールを入れた瞬間にはディフェンスの横の空間を身体が取るというものです。

これは、北九州の谷川先生から教えて貰ったドリブルですが、もう、10年くらいやっておりませんでした。こないだ、YOUTUBEの動画でドリブルを見ていたら、「あー!これだ!!谷川先生がやってたやつだ」となり、2020年度は間に合いませんが2021年度はドリブルに取り入れていこうと思います。

これもかなり効果的だと聞いているのでまた、楽しみです。

ドリブルはジョイントのプレーと特に一体で考える(ジョイントのプレーが上手になると成功する)

ドリブルはその特徴からもジョイントのプレーと一体で考えなければなりません。

ジョイントのプレーとはオフェンスの三大要素を繋ぐプレー

ピボット

突き出し

ストップ

貰い足

ボール移動

重心移動

などになります。

ジョイントのプレーが下手なままドリブルを仕掛けるとミスが連発する恐れがあります。

ドリブルとジョイントのプレーでは

①ドリブル→ストップ→ピボット→パス

②ドリブル→ストップ→ジャンパー

③ドリブル→キャッチ→ボール移動→シュート

④ドリブル→キャッチ→パス

⑤ミート→突き出し(ドリブル)

⑥ミートアウト→ボール移動→突き出し(ドリブル)

全ての動作にジョイントのプレーが必須となります。

必ずドリブル練習とジョイントのプレーの練習はセットで練習しましょう!!

おわりに

最後までご覧いただきありがとうございます。

ファンダメンタルシリーズの④ドリブル編

オフェンスファンダメンタル①(指先・足元)
オフェンスファンダメンタル②(シュート編)
オフェンスファンダメンタル③(パス編)

この記事では、オフェンスの3大要素である「シュート」「パス」「ドリブル」の『ドリブル』についてスポットを当て考察しました。

今後、更にスキルについて深くしていきたいと思います。

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