鹿児島県では数年前から、地区選抜事業が開催されております。
ちょっと、趣旨はあいまいで、
①どの地区が県内で1番なのか?!決める大会
なのか
②チームは強くないけど素晴らしい素質がある選手に県のトップのゲームを味あわせたり、県の強化の担当の目にとまらせる大会
なのか
③この地区選抜大会を利用して、地区(ブロック)のチーム間同士の交流を深め、また、地区選抜への練習等を通して、地区全体のレベルアップ、また、子ども達への刺激を与える大会
なのか
大会要項には、昨年度までは趣旨は書かれておりませんでした。
まあ、当然複合的な目的はあるのは当然となります。
今回、この記事では、地区選抜事業に関して私が考える私見と鹿児島北ブロックの取り組みについて書きたいと思います。
令和3年度 バイオレーラプレンゼンツ第4回鹿児島県地区選抜対抗選抜大会
令和3年度 バイオレーラプレンゼンツ第4回鹿児島県地区選抜大会
日時:2021年7月24日(土)25日(日)
場所:串木野体育館
で、今年は開催予定となっております。
鹿児島北ブロックにおける地区選抜事業の捉え方
現在、私が鹿児島北ブロック長を数年務めさせていただいておりますが、鹿児島北ブロックはベテラン指導者(西伊敷ミニ福森先生や川上ミニ松元副会長など、レジェンドもずらり)から若手指導者迄集まったバランスの良い地区で、いつも前向きに色々な事業をみんなで取り組んでいるブロックになります。
私のような若輩者も、良く立てていただいてなんとかブロック長をさせていただいております。
そんな北ブロックではこの地区選抜事業については、DC事業と絡めて選手の育成強化を狙います。
北ブロックでは、この地区選抜事業は、地域の主力の選手たちへの刺激及びブロックの指導者の連携強化を目指しております。
ですので、これまでの3回の事業の中でもかなり強い時が男子でも女子でもありましたが、鹿児島北ブロックでは、選手を毎年15名以上ピックアップしております(前回大会は男子17名、女子15名)
折角やるなら勝ちたい!という気持ちはもちろんありますが、所詮、寄せ集めのチームです。
これは私の私見ですが
毎回一緒に練習しているわけではありませんので、ミスも出るし、なるようになるしかありません。
やっぱり毎回一緒にやっているチームで狙う勝利の価値が高いわけです。
なので、このような選抜大会の趣旨を何かな?と考えると、この事業が終わって、選手にしろ指導者にしろ戻った自分のチームに何を持ち帰れるか?という事だと思います。
なので、この事業をした結果、自チームがゴタゴタしたり、レベルアップしないなら自分のチームでコテコテ練習したほうが価値があるんだと思います。
ですので、我々のブロックはあくまで、育成・強化に主眼を置いてDC事業及び地区選抜事業を行っていきます。
少しでも子供たちの成長と指導者の刺激になるように今年も頑張ろうと思います(^^♪
育成センター(Development Center)とは
(公財)日本バスケットボール協会(JBA)の趣旨に基づいて、選手の育成環境(練習環境・指導環境)を提供し、個を大きく育てるとともに、指導者の研鑽(けんさん)の場として指導者を育成することを目的としています。
JBAの方針では、県育成センター(県DC)および地区育成センター(地区DC)の設置を基本とし、U12・U14・U16のカテゴリーで、設置することが必須となっています。
なお、各DCの活動は、参加料を徴収します。
鹿児島北ブロックにおける地区選抜事業
鹿児島北ブロックでは、DC事業は、6年生を主体として必要に応じてチームから推薦する5年生以下を参加者として名簿提出します。
ブロック会議を行いスタッフの大枠を決めますし、全チームのスタッフがこの事業へは取り組もうと決めております。
ですので、指導者同士も色々な指導者の先生の考え方ややり方に触れる機会にもなりますし良い事ですよね。
この事業のおかげで北ブロックの指導者間も色々な交流が増え、一体感が増しているように思います。昔はこれにかこつけて懇親会や親睦会もおこなっておりましたので、それも楽しかったですが、昨年からコロナで中止しております。
令和3年度の鹿児島北ブロックの指導スタッフ(DC・地区選抜)
男子スタッフ
HC 大石HC(吉野東) AC 松元C(川上) AC 境C(吉野) AC 谷C(西伊敷)
女子スタッフ
HC 塩福HC(CREST) AC 持増(伊敷) AC 前田(花野) AC 堀之内C(吉野)
をベースとして行います。
北ブロックの指導者の方々は時間さえあればこのスタッフ以外にも事業に参加しながら、全体でレベルアップを狙っています!!
今年は、6年生が男子30名 女子30名いるようです。どんなメンバーになるか楽しみですね!
以前の地区選抜ダイジェスト
以前の大会を思い出してみると、県内の指導者が集まって会食をしながら鹿児島の未来について語ったりしていたことは素晴らしい試みだったなと思い返されますね。
濱田元理事長のピースがまぶしい(^^♪
という事で、本日のブログはDC事業及び地区選抜事業についての考えでした。
子供たちの為に今年度も頭をひねって考えたいと思います。
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