『北九州市立折尾中学校』
この名前をご存知のバスケットボール関係者は本当に多い事でしょう。男子バスケではなかなか難しいですが、女子バスケは『名門』というチームが存在します。
西日本一じゃないですかね?名門度で言うと。
そんな北九州市立折尾中学校に行ってきました。昭和クラブ(愛知)の服部先生のご紹介です。
服部先生は、前人未踏の全中8連覇の守山中(井上先生)、猪子石中・若水中(杉浦先生)、藤浪中(鷲野先生)、メリノール学院(稲垣先生)などへ選手を輩出される際に、北九州市立折尾中学ともしのぎを削ったとの事。その際に色々とお話をして盟友となられた経緯がおありのようです。
今回、名門折尾中学校の永井先生を服部先生にご紹介され、見聞を広げる為に折尾中学校へお伺いしました。
今までも名門であるメリノール学院の練習等は見学したことはありましたが、公立中学校という事でまた違った味わいがありとても勉強になりました。

真剣な練習の合間に、和気あいあいと接してくれた折尾中学校の皆さん!本当にありがとうございました(^^♪
真剣にバスケに取りくむ姿とあどけない笑顔のギャップに中学生バスケを感じました。
永井種雄先生!『永井式 攻撃的バスケットボール ~野性味あるプレーを目指して~』

まずは、永井先生がどんなバスケットボールをするのかと思って調べましたら出てきたのがジャパンライムの動画でした。
その名も
『永井式 攻撃的バスケットボール ~野性味あるプレーをめざして~』
です。なかなかの動画です。面白いですね。
私が見た印象は、天才型の先生なのかな?という印象。
まるで長嶋茂雄のような、ワードセンスと言い回し。私に無い部分なのであっという間に先生の指導にめちゃめちゃ興味が湧きました。
実際にお会いしてみると、まんま天才だなぁと感じました。
とても温かみのあるお人柄であり、ただ、勝負師ですね。
永井先生が考える一番大切な事が『運』だと教えていただき、また、その運を大切にするために何をされているかをお聞きする事ができ大満足。ただ、それを付ける事が本当に大切な事ですね(私も経営をはじめ、人生のライフワークとして『運力』を付ける事を目標としてますがこれはとても大切なことだと思います。)
永井先生がいまだに折尾中学校の指導に関わられていることが本当に素晴らしいと思いましたし素晴らしい環境だと感じました。
北九州市立折尾中学校 新旧一体(永井先生体制 & 橋口先生体制)の体制
また、今回のジュニアウィンターカップ2022では、惜しくも準優勝の京都精華中学校に延長の末、94-98で敗れた折尾中学校ですが、そのスタッフ欄を見てみますと、ヘッドコーチは、橋口裕子HCの名前が!!

そう、折尾中学校がこれだけの名門中が抱える悩みである次世代への引継ぎがまさに着々と進められている最中なのです。
この橋口HCも、永井先生の教え子で、トップリーグのご出身との事。
素晴らしい子弟ですね。
福岡大付属大濠高校などを見ると凄いなと思いますが、ほとんどの名門と言われる学校はこの2代目への引継ぎが上手くいきません。大濠なんかは特殊な例だと思っていましたが・・・
この折尾中学校も、素晴らしい後継者へ引継ぎをしている最中のようです。
私も橋口先生とお会いして、最初は、ちょっととっつきにくいのかな?厳しいのかな?と思いましたが、色々とお話をする中で全然そうではない事を心で感じる事ができました。
このようなご縁を頂けることに本当に感謝するところです。
自分達で考え無駄のない練習環境

折尾中学校では、やはりその意識の高さが際立ちました。
永井先生は天才型なのであんまり色々は教えて貰えないのかなぁと思いましたが、橋口先生を中心にかなり細かく色々な事を教えていただきました。
折尾中学校の子たちと練習をして感じたのはその四肢のバランスの良さです。
ついつい我々指導者はどこかにこだわるとその「どこか」にこだわりが詰め込まれ、バランスを壊してしまう事が良くあります(例:足にこだわって、足だけが非常に優れているチーム等)
けど、やっぱりバランスなんだな。バランスが大事なんだなと感じます。
ディフェンス一つとっても、全身でディフェンスします。
なんと、ありがたい事に全中準優勝のメンバーの皆様とも一緒にいろいろな練習に取り組む事ができました。本当に感謝ですね。
また、練習の待ち時間や空き時間の使い方も魅力的でした。それぞれに必要な動きの確認作業など怠りません。やっぱりミニとは違いますね。素晴らしいなチームにも取り入れたいなと思いました。
永井先生・橋口先生、本当にありがとうございました!
これをご縁にまた、色々と勉強させてください。
今後ともどうぞよろしくお願いします!!

という事で今日のブログは以上です。
今日も一日頑張りましょう!!
この記事へのコメントはありません。