”良い指導者になりたい”とは、指導者を始めたら誰しも考えるものだと思います。
情熱を燃やし体育館で子供たちと練習に明け暮れます。
モチベーションや目的(理念)は様々で
強いチームを作りたい
素晴らしい選手を育てたい
評価されたい
子供たちに笑顔でいて欲しい
10人いれば10人の。100人いれば100人のいろいろな考え方があります。
その一つ一つが素晴らしい考えで正解かと思いますが、そのケースの一つとして私の師匠である昭和クラブの服部幸男先生と話をしていてなるほどなぁ。そうなりたいなぁと感じたことを書きたいと思います。
『バスケが上手くな~る』処方箋を出して上げれる指導者
指導者の指導は大きく分けると2つになるのかなぁと思っています。
1.部品・パーツを一つ一つ分解練習で作っていってそれをつなぎ合わせて選手・チームを作っていく指導
2.ゲームをしてゲームでうまくいかない所を練習して、またゲームをしてと繰り返してゲームをどんどん上手にしていく指導
バスケットボールって何かと言えば、まさにゲームをしている状態がバスケットボールでしょうから、2番のゲームを上手にしていく方法はとても効果的です。
また、一方でレベルを上げていく過程で集中的にファンダメンタルを鍛えていかなければなりませんので、本当に上のレベルを目指すのであれば部品作りをとても大切にしなければならないと思います。
そして、どちらを選ぶかは、また、どの配分でアレンジしていくかが指導者の楽しさであり腕の見せ所となるわけです。
そんな中で服部先生はこういわれます。
『その選手(チーム)をパッと見て、この選手(チーム)にはこれが足りないなと瞬時に見抜き、その足りない(弱い)所を直す処方箋(練習メニューやその方法)を出せる指導者が良い指導者じゃないかな』と。
すごいこと言うなぁと思います。
病院の先生が、具合が悪いのを診察して、「このお薬(練習・方法)を、○○日飲んでて(練習して)下さい」と言うように、できるとよいと言われるわけです。
これは、一つの真理ですよね。
私も少しずつ子供たちと練習をしながらやりますが、子供によってどれだけの量やったらいいなど異なるので、一概に言えないところが難しいですね。
預かった子供たちを見て変幻自在に変えていく指導と理想を追い求める指導
また、練習をしていて壁にぶち当たるのが
指導者として『チームの理想』を掲げ、その理想に到達するように期間を決めてその期日までに『理想』にたどり着くように逆算していく指導論(BY 川口じりん 小山監督)
これは、本当に素晴らしいなぁと思いますが、現実はそんなにうまくいかないことが多く、めげておれちゃいそうになります。
この理想をどう設定するのか?
どう逆算するのか?
これは、まだまだ勉強し続けなければなりません。ミニバス指導の難しさの一つですが、1年を終えてみないとちゃんとした自分自身への評価が下せないというところもあると思います。1年通しての成長ですもんね。最初うまくいったつもりでも最後駄目だとダメだし。全然うまくいってないようでも最後にグンと伸びること(指導力に関係ないかもしれませんが)もあります。
悩みはつきませんね。
そして、それと同時に、預かった子どもたちを見てその最高値を設定してその子供たちに合わせて指導していくっていう考え方もあるかと思います。
これもとっても難易度が高いですが、
とにかく共通して言えるのは、指導者がその指導の道程の中で、自分とチームの立ち位置を客観視して自身を見失わないというところだと思います。
これが、本当に難しいですね。
さらに、精進していきたいと思います。
この間、ときめきカップ2022で、ブログ見てます~。と数名の方からお声がけいただきました。
感謝いたします。
ブログの力って凄いし、バスケ好きの方ってこんな小さなチームの情報まで目を通されるんだなぁと改めてビックリです。
こういう話をまた、していきたいと思います。また、色々とお声がけください。
一緒に悩みましょう。
というわけで今日のブログは以上です。
今日も一日頑張りましょう!!
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